この国の頽落の絶望的なこと

日本という国が、
そこに生きるわたしたちが、
どれほど頽落しているかなど、今更言うまでもないだろう。
先の戦争が終わって、
平和になって、
経済発展だけに注力してこられたことは、幸せだ。
そうほとんどの日本人は考えているのだろうか。
戦争がないということは、いっけん素晴らしいことだ。
しかし、その結果として、われわれは緊張感をなくし、
精神は、極限まで弛緩し、
もはや自分たちが侮蔑されても、笑顔でお礼を述べる、ような人間に成り下がっている。
そして、少なからずの日本人たちが、
いっけん、国、政府、官僚、経済界や警察の横暴などに怒っているようでいながら、
実は馴れ合いの反対デモであるし、
本心でそういったものを壊そうとは思っていないフシもある(そうわたしは感じている)

じつに些末なことだが、
諸事情あり、自動車を入手することになったのだが、
その際に、車庫証明 というものを取ることが、義務づけられている。
おかしな決まりだと思うし、そのためにまた時間を割いて、警察まで出向き、さらに手数料も取られるというところで、
どういうことなのか、と思ったのだ。他の国ではどうなのだろうと。
そこで調べてみると、全ての国はわからないが、いわゆる先進国の中で、「車庫証明」というものを義務づけられているのは、
どうやら日本だけだとわかった。
中国でさえ、そんなものは必要ない。
つまりこれは、諸々の屁理屈で、それがないと困る云々ということを、さも当然のように言われ、
おとなしい国民は、疑いもせずに、払っているということだ。
全国でどれだけの自動車が年間売れているか知らないが(数百万台、あるいは一千万台超かもしれない)
これはとてつもない利権ではないのか。
まったく払う必要がない(そもそも払う理由がわからない)ものに、われわれは金を払わされている。
なんだこれ、である。
そして、こんなことが、この国には無数にある。
高速道路の料金もそう。そもそも、世界のほとんどの国が、高速道路は無料か、ごく少額の料金で走行できるのに、
我が国では、恐ろしく高額の料金を支払わされている。
自動車税、ガソリン税、免許取得費用等々。自動車関連だけでも数え上げればキリがない。

最近、官僚たちの不正などが少し暴かれてきているが、あんなのは氷山の一角もいいところだろう。

私が言いたいのは、だから反対して行動を起こそうとか、声を上げようとかではない。
そんなことをしても、現行のシステムでは、ほぼ意味がない。というより、勝ち目はない。
同調する人間も少ないことは、わかりきっている。
それどころか、払うのが当たり前だ!というあんぽんたんがたくさんいることもわかっている。

だから、まずは俺たちは、無意味に金をだまし取られている。ということを、認識すること。
こういうことは、あらゆる業界で蔓延している。
金を払うときには、これって妥当なんだろうか?これは、何のために払っているんだろう?
と、考えるようにしたい。
そういう人が、増えることを期待したい。
そして、当たり前のように要求してくる輩には、「意味がわからないが、払ってやっているんだぞ」
ぐらいの態度でいいと思う。
おかしい、と思っている国民が多くなり、ことあるごとにそういうことを聞くようになることが、
何もせずに不正(まあ、法律があるので、不正ではないというところが、また許せないのだが)に金を貰っている連中には、
多少なりとも危機感となっていくかもしれない。

少なくとも、こういうことをテーマに、広範に国民が議論する場は必要かもしれない。
もっとも、多数の洗脳された奴隷のような国民たちは、
そんなばかなことはやってられないよ、お前も暇だな、仕事が忙しいんだよ云々と宣うことだろう。

あー、救いようがない。
これ以上の頽落があろうか。

一応、正論として、おかしいよね、ということを書いてみた。
何も変わらないだろうがね。

以上


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by shmurat | 2018-07-29 20:44 | Comments(0)