昨今の出来事から感じることなど

この記事を書こうとしている時に、米軍とその同盟国(イギリス、フランス)が、シリアを攻撃したことを知った。
しばらくは攻撃を思いとどまるかと思ったが、結局いつもの米国と変わらず、証拠も示さず、人的被害にはたいして考慮することもなく、自らの利益の為に軍事的手段を用いた。
 このようなことで、世界は徐々に劣化し、システムは崩壊し、やがて制御不能へと陥っていく。
もっとも、これはこの数十年来わかりきっていたことであり、その間に米国やその同盟国、それに対するロシアや中国などがやってきたこと、それら政府に感化され、あるいは積極的にそれら国家の子飼いとなり、追従してきた人々、世界の経済システムなども含めて、世界はもはや以前のようにはならないことの兆候が、よりはっきりと現出してきている。
 さて、日本の国家としての末期症状は、単に米国追従というだけではなく、より些末な部分でもほころびが見え始めており、もはや現行システムの中で再生を図ることは、時間の無駄でもある。残念ながら、多くの国民は極端な変革を望んでいないと感じるが、ただそういうことであれば、首相を別の人物に入れ替えるような、まったく無意味な小さな修正で終わってしまう。また、多くの国民が信じているだろう、選挙による政権交代だが、そんなことも全く意味がないことに、そろそろ気がついてもいいころだと思うが、残念ながらそこまでには至っていないのが現実だ。
 自民党やそれに群がる官僚システムの限界や悪質さは明らかなのだが、この国の民たちはまったく抵抗しない。個人や小規模のより明確な抵抗は、残念ながらまったく効果がなく、想定する価値もないが、より広範な抵抗を慎重にシミュレートするべきだ。
それがどういうことか、これを読んでいる人たちでもわかっている人は少ないとは思うが、この国をほんとうに変えるには、もはや(当面は)それしかないと、私は信じる。
 その方法は、ここには記さない。このブログを読んでいる人がほとんどいないとはいえ、やはり自らの人生を終わらせかねないようなことを書くわけにはいかない。
 先にも、この国には抵抗の文化がない云々を書いたが、そうはいっても長い歴史の中ではそういうことも起きていないわけではない。また、国や文化は関係なく、人間はほんとうに絶望し、またほんとうに心の底からの怒りや危機感を憶えたときには、大胆な決断、行動に歌えることはありえるだろう。
 日本の問題は、まずほとんどの国民たちが、眠り続けていること。
まずは、覚醒させることが肝要であり、危急でもある。

さて、現在シリアに対する米国と同盟国の攻撃に関する報道を観ながらこれを書いているが、米国大統領による、攻撃を正当化するための演説を聴いていると、もはや怒りを通り越して喜劇である。
日本だけではなく、世界のシステムが崩壊しているのはもちろんだが、これは現在のシステムだけではない。この数千年来の人間が作り上げてきた文明というものが、そもそもナンセンスと不条理、特定の利権の追求などで成り立ってきたのであり、そういう意味では、人間は今まさに種の絶滅の危機に晒されているのかもしれない。

一人一人の人たちが、覚醒すること。
何度でもいうが、これなしには、何も始まらないだろう。
身近なことから始めるということでいいのだ。

国やそれに組み込まれたさまざまなシステムを機能不全に陥らせるためのさまざまな行動を、一人一人が始めていく。小さなことを数千、数万の人たちが少しずつ始めて行くことで、確実に社会は変わり始める。
また、そういうものに依存していた生き方をも変えていく。変え始める。

現在は、イギリスの首相がまったくナンセンスなことを演説で話し、自らの犯罪を正当化しているが、このようなことを、私たちはこの70年以上見続けてきた。もっといえば、人類の数千年の歴史は、そんなことの繰り返しだった。
そういうことを終わらせることをはじめよう。
成果はみられないかもしれない。実感できるのは、百年後かもしれない。
しかし、始めるべきだろう。

すこし宣伝だが、来週20日に、「恋する虜」にて、パレスチナのことを話し、語り合うイベントを開催する。シリアなど周辺状況も含めて、簡単だが知って貰い、また疑問がある方には答えることも、ある程度は出来るだろう。参加される方が少しでも増えることを期待している。

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Commented by noboru-xx at 2018-04-14 16:39
今の世の中で自分には何ができるのか、何かやるとしたら継続させる強い意志を持ち得ることができるか自問自答してしまいます。
自分一人では弱すぎるから誰かと手を取り合って励ましあいながら声をあげる。身近(生活圏内)に、そんな人はまだいない。
今の私には訪問者が少ない自身のブログで呟くことぐらい・・・一方で日本人の多くは、これからも覚醒するのだろうかという懐疑心を抱いてもいます。
Commented by shmurat at 2018-04-14 17:46
コメントありがとうございます。
私も偉そうなことを書きながら、やはりもっと効果的な行動を取り得ないのかと自問するばかりなのですが、拠点的な場を持ったこと、そこに意志を持った人が集まりつつあるおかげで、少しずつ形にしていけそうです。
 が、全てはこれからですが。
日本人の多くは、これからも目を覚ますことはないかもしれませんが、少なくとも何かおかしいと違和感を持つ人も出てきていますし、こちらがアプローチすれば目を覚ます人もいると感じています。今までとは違うアプローチで、少しずつですが行動してみます。
by shmurat | 2018-04-14 11:11 | 今の世界を考える | Comments(2)