何気ない思索の途上にて


 それにしても、
 
 わからない人には、何も伝わらない。

 伝え方が悪い、とか、

 人は知ったかぶりのようにいう。

 それは自明だけど、

 自分が被ることはない。

 真剣に受け取ろうとしない、

 受け取りたいけれど、どうやって?

 あらゆる感覚を屈指したとして、

 それでも伝わらないことはある。

 誰のせいでもないけれど、

 仄かに哀しい、とは思う。

 少しでも 感じて欲しいと思うけれど、

 そこまで度量のある人は、ほとんど存在していないのだ。

 誰もが、さまざまな理由をつけて

 わかっている、という風を装って

 そして、去っていく。

 永遠に

 たとえ肉体は近くに在ったとしても、

 その意識は、永遠の彼方にある

 もはや、伝えることもままならない。

 

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by shmurat | 2016-12-25 15:48 | 詩・散文 | Comments(0)