最近の日常

 自分の場を持ち、そこの運営を軌道に乗せようと四苦八苦する日々が続いている。

普通にカフェや雑貨屋、あるいはイベントスペースを開業したということであれば、もう少し気が楽なのかもしれないが(もちろん、利益を上げないと継続できないということでは同じであるが)、自分がいままでやってきたことを伝える、広める為の場であり、多くの人たちが集う場を作り、ここから微少であるかもしれないけれど、意識の変革が浸透していく。そんな場所にしたいので、なかなか難しい。
難しいけれど、楽しいし、なにより意義深いと感じながら、日々活動している。

まったく人が来ない日もある。幸い、ほとんどの日は、数人でも人が来てくれるが、人が来ないとなかなか気持ちが落ち込んでしまい、いてもたってもいられなくなるものだ。
 地域の新聞で紹介されたこともあり、少しずつだが認知され始めてはいると感じる。
今日など、明らかに意識を持った人(社会の不正や、政治や、国際情勢などに関心がある人)が来てくれた。老齢のご夫婦だったが、新聞で私のことを知り、訪ねてきてくれたのだ。珈琲をオーダーしてくれ、小一時間も語り合っただろうか。いろいろなことで考えのベクトルが合う人たちだった。そして、私の著書を三冊も買ってくれた。ありがたいことである。また、定期的に開催している映画上映会にも来たいとのこと。(先月上映した国際支援の裏側を描いた映画を観たかったとのこと。再上映しよう)
 それとは別に来てくれた、やはり老齢のご夫婦も、意識の高い人たちで、国際支援の現場のことを聞きたいといって来てくれた。
また、松本に本部を置く、有名なNPOの方たちも来てくれた。このNPOの方たちとは、つかず離れず長い付き合いになる。そこに籍を置き、大学で研究されているイラクの先生も、来てくれた。しかも、嬉しいお土産までもって。
 彼らが店いいるときに、東京の知己の編集者(今は出版社社長でもある)からの大きな荷物が届いた。開けてみると、なかにはぎっしりと本が!私が、古書販売もやっているということで、さまざまな本を贈呈してくれたのだ。買い取りをしようとしたのだが、開店祝いだと言ってくれた。あまりにも、ありがたいことである。
 私は、人付き合いが苦手で、今までにもどれだけの人たちと仲違いし、人が離れていったことか。誤解を招いたことも多々あると思う。
しかしその一方で、ことあるごとに気にかけてくれる方たちもいる。ただ、感謝しかない。

最近は、ほとんどテレビも観ないし、メディアの報道などは、努めて見ないようにしているが、それでも断片的に入ってくる情報からは、気が滅入るような話ばかりだ。大手メディアは、相も変わらず興味本位で底の浅い報道をしているようだし、識者と称する輩たちは、何も知らないことを悟られまいとして、多弁であり、資料をかき集めて、自分が知っているかのごとく話しているようだ。由なきこと極まれり、とはこういうことか。
 何かをドラスティックに変えるとかではないが、じわじわと侵食していき、草の根で意識を変えていく。それが、生き方の変革へと繋がっていく。そういうことを、とにかく続けていきたい。今月からは、さまざまなイベントもやっていく。堅苦しいものばかりではなく、人々が楽しい気持ちで出来ることや、健康になること、さまざまなことをやっていきたい。

松本で場を持ったことで、私はかえって海外でおきていることも含めて、物事を冷静に見ることが出来るようになったようだ。そして、この先やりたいことも、よりクリアに見えてきた。それらを実現していくことが究極の目標であるが、そのためにも、今はこの自分の場所からさまざまなことを発信して、大海に小石が小さな波紋を起こすくらいのことではあるが、少しずつ前進していこう。


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by shmurat | 2017-12-02 23:04 | 日々徒然の記 | Comments(0)