自分を見失わずに生きることが難しい時代

誰もがわかっていることだが、今の日本の政治状況は末期的である。
わたし自身は、この30年来政治には不信感を抱き続けている。
自民がどうとか、野党がどうとか、そういうことではない。
もっと根本的なところで、全てが壊れている。
つまり、現在のシステムがすでに行き詰まっていて、
根本的な変革のときだということだ。
つまり、意欲をもった人が現在のシステムに則って政治を志し、
選挙に当選して議員になる。
そして、この国を変えていく施策を実現していく、ということが可能なのか。
そこをよく考える必要がある。
結論から書くと、そんなことは出来ないと思う。
システムがすでに機能不全に陥っているのに、
そのシステムに従って何をやろうと思っても、それはうまくいくはずがない。
だから、自民党政治、首相の人間性も含めて批判する人が多いのだが、
野党も含めて同じ穴の狢であり、決まり切った枠内で何をやろうとしても、
なにをやっても、意味はないのだ。

野党を支持している人、いっけん真っ当な考えを持ち、街頭などで行動している人たち。
漫然とみていると、それはある種の期待を抱かせる行動であり、正しいことだと思いがちだ。
しかし、それらは、ゲームのルールを守ってやっているだけであり、
お互いの馴れ合いでしかない。つまり、まったく意味がないということを、自覚すべきだろう。

メディア報道もしかり。
この国は、ほんとうに長すぎた春の中で、完全に感覚が麻痺してしまっているのだろう。
その現実は、日々あらゆる局面で驚くばかりであるし、
もう諦めの境地である。

しかし、諦めるわけにはいかない。
ではどうしていけばいいのか。
私たちに未来はあるのか。

誰もが理解しなければならないのは、
日本の政治システム、また米国や欧州をも支配している世界のシステムは、
所詮人間がこの数十年で築いてきたシステムであり、
それは利権を持った人間たちを守り、支配層があらゆる権益を独占し、
肥え太るシステムである。
そこから漏れた人々には、ほとんど恩恵はない。
それどころか、意味不明な事象によって、命さえ失うこともある。
沖縄の基地問題、原子力行政、
今中東で起きていること、アフリカ各地で起きていること、
ラテンアメリカで起きていること、等々、それらはすべてそういうシステムがもたらしたものだ。

ここまで書けば、私たちはどう生きていけばいいのか、なんとなくわかってくるだろう。

私たちは、自分たちでルールに則らない行動をしていくしかない。
国は、私たちに、さまざまな足枷をはめて、私たちがやるべきことを無数に突きつけ、
それを法として従わせ、従わない人間には、警察力をもって脅しにかかる。

はっきりいって、そんなことに従う必要はない。
人道にもとることに従う必要はない。
人間が作り上げたシステムの上にある絶対のシステムがある。
自分の心に静かに問いかけよう。
私たちがどのように生きていくべきかは、自ずと明らかになるだろう。

メディアを駆け巡る 由ない事象の数々。
そういうことに、一喜一憂するのはやめたほうがいい。
そして、人間本来の感覚に身を委ねよう。

考えるな、感じるんだ。
ある映画スターが映画の中で発した言葉だが、シンプルで本質を突いた発言だと思う。
システムに組み込まれている私たちの生活を根本からドラスティックに変えることは至難の業。
しかし、まずは一歩を踏み出そう。

わたしも、まずは出来るところからはじめつつある。
一人や二人が行動しても、発言しても、それは簡単に潰されるが、
千人、万人の単位で覚醒し、行動していくことが、根本から社会を変えていく、
世界を変えていくだろう。

もはや守り抜く価値もない社会システムのなかで、あまりにも次元の低い政治、メディア、
無能な行政、全てが壊れつつある社会のなかで、覚醒した人だけが、生き抜けるだろう。
この先数年、数十年で、さまざまなことが大きく変わっていく。

そのためにも、今一歩踏み出すことが大切なのだ。



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by shmurat | 2017-06-24 09:32 | 今の世界を考える | Comments(0)